超能力者は脳波の強さも常人とは大きく違うといいます。人間の脳の内部には、1千億個を超える神経細胞があり、お互いに情報伝達を担う細いケーブルで結ばれています。
これが複雑に入りくみながら、巨大な情報ネットワークを脳の内部に形成。その長さは100万㎞以上にもなり、これは地球と月を往復してもまだあまる長さ。そして、この巨大なネットワーク空間の中を、すごい速さで駆け抜けるのが微弱な電気信号です。
人間が何かを思いついたり、感情が高ぶらせたりすると、ごく微弱な電気信号がネットワーク空間を移動します。シナプスの間を駆け巡るこの電気信号が、現実に脳の内部で起こっている精神活動の正体。
いわゆる超能力と呼ばれる力も、こういった複雑に絡み合う電気信号の点滅によって生みだされているとされます。この人間の脳では、最も深い部分に隠されている秘密の力を、電子工学的な立場から解明に取り組む科学者もいます。
それが脳力開発研究所の相談役の志賀一雅氏。入社したパナソニック(当時は松下電器)では研究所に勤務し、半導体研究が主な仕事でした。
特許を取得するには、脳のひらめきや斬新なアイデアが必要になります。それがどのように人間の脳波と関係あるか、それが研究の出発点。
志賀氏は研究所にある材料を使用、日本で唯一の精密脳波測定器を開発。当時の超能力者、清田益章の脳波を測定したところ、常人の3倍以上でした。
超能力への色々なアプローチですね。
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